今年のM-1目が離せません!!史上初アマチュア『変ホ長調』が決勝に

変ホ長調がアマ初M1決勝進出

若手漫才日本一決定戦「M−1グランプリ2006」の決勝進出8組が11日、
都内で発表され、同グランプリ史上初めてアマチュアが決勝戦に残った。

関西出身の36歳と41歳の女性2人組。
コンビ名は:「変ホ長調」ー小田ひとみ(41歳)・彼方(かなた)さとみ(36)
仕事:二人とも会社勤め
キャラクターは芸人向きの「結婚できそうにないブサイク」。

大会委員長の島田紳助(50)も「プロになった方が幸せ」と絶賛。
大穴コンビは、03年王者のフットボールアワー、常連の麒麟、笑い飯
らを相手に大番狂わせをおこせるか?

ちょっと太めの小田ひとみと、太ってはいないもののひいき目に見ても
ルックスはイケてない彼方(かなた)さとみ(36)。
典型的な「ブサイク女芸人」顔

舞台ばえするデコボコの2人はただの素人。

この日、芸人でさえ防戦一方の紳助の速射砲“口撃”を浴びたが、
おくすることなく、大物ぶりの片鱗を見せた

紳助のネタふりを、ごく自然に受け止め、実に肩の力を抜いた自然の返し。
この会話の「間」が、コンビの持ち味。
ぼやき風のネタをうだうだ展開するコンビのスタイルを紳助は「立ち話芸」と命名。

小田は京都、彼方は大阪の出身。お笑い好きの元同僚は、昨年の同大会を機に
コンビ結成したという

目標は、小田は「最終願望は結婚なんで、結婚資金(賞金1000万円)が欲しい」。
ひょうひょうとしながらも強運も見せつけ、ネタ順抽選で、
紳助が「お前らみたいな緩い系は、テンポ速いチュート(リアル)の後がええ」と言うやいなや、
チュートリアルの直後、7番目を引き当てたとか。なんと強運の持ち主

決勝は24日午後6時30分からテレビ朝日系で生中継される。

日刊スポーツ:[2006年12月12日9時4分 参照]